年々リアリティが増してきているラブドール。通販で誰もが購入できるとは言え、法的に問題ないのか、合法なのかどうか気になる人は多いのではないでしょうか?
ラブドールはまだまだ一般的に受け入れられているとは言い難い性具の1つです。そこで今回は、ラブドールが合法なのかどうか、詳しく解説していきます。
ラブドールに違法性がないか心配になった人や世界でラブドールがどう扱われているか気になる人は、ぜひ読んでみてください。
1. ラブドールは日本で合法ですか?
ラブドールは日本国内において合法です。所持していたからといって法に触れることは一切ありません。ネットで検索して、通販で購入するのが一般的な入手方法ですが、何の心配もなく購入可能です。ただし不特定多数が見ている公衆の場でラブドールを使って行為に及んだ場合、わいせつ犯罪とみなされます。このような例外を除き、普通に使っている分には何ら問題はありません。
2. 世界でラブドール合法の国
アメリカ・カナダ・オーストラリア・ヨーロッパ(一部の国を除く)・中国と、セックスドールは広く合法として扱われています。むしろその文化は日本よりも発展しています。
海外ではラブドール専門の売春宿もあるほどで、賛否両論と共に世間の注目度は高くなります。(日本でも数は少ないですがラブドールのホテル派遣やレンタルサービスが展開されています。)
しかし、フェミニズムの傾向が強い国においては度々抗議の声が挙がることもあります。例えば韓国では、2017年に業者がラブドールを輸入する際、税関で保留の処置を受けました。理由は秩序を乱す物品であることから。この問題は裁判に発展し、一審では猥褻物を持ち込んだとされましたが、二審で判決がひっくり返り、個人的な性的玩具として輸入を認められました。
アジアの先進国に含まれる韓国ですが、ラブドールの販売が一般的になったのが2017年と比較的最近です。国の性的規制によってはラブドールが認められて一般に販売されるまで差があることがわかります。
3. 幼女のラブドールを所有するのは合法?
抗議の声が挙がりやすいセックスドールの存在ですが、中でも特に強い批判を受けるのが幼女のラブドールです。世界各国での、幼女ラブドールの違法性に関して解説していきます。
3.1一部特殊条件で違法の国
国によっては、特殊な条件でラブドールを禁止にしています。一部特殊条件で禁止が設けられている国とルールを以下にまとめました。
幼女のラブドールは、特殊な条件で違法とされている国があります。多くの国で採用されている特殊な条件とは身長が140cm未満であること。
これらの国では、140cm未満のラブドールは明らかに児童を連想させるものとして禁止となっています。子どもに明らかに似ている外見のラブドールを禁止としている国も多いです。
3.2日本での幼女系ラブドールに関して
セックスドールの中には、女児の姿をしたものも一部あります。しかし、日本の児童ポルノはあくまで実在の人間の性的画像、動画が処罰の対象です。
日本ではアダルト描写のある漫画やアニメ、ゲームが販売されていますが、これらも国内では規制の対象外です。18歳未満の性的描写が描かれている漫画やゲーム、アニメ作品は表現の自由を規制するとして抗議運動が起こっているためです。
このことから、日本ではラブドールが非合法として扱われることはありません。レンタルサービスを展開するお店もあり、個人で楽しむ分には安心して利用ができます。
ただ、児童型のラブドールを廃止する署名活動が起こっているのも事実です。世界では17万人もの署名が集まり、日本では2000人の署名が集まりました。この署名運動が活発になり、取り上げられたのは2020年の話です。
「女児型ラブドールが禁止されることで欲求が解消されずに実際の犯罪に手を染めてしまうのでは?」と危惧する声も多く、未だ禁止に至っていないのは事実。また、廃止運動が行われているのはあくまで女児型ラブドールで、大人の姿をした通常のラブドールが廃止される可能性は今のところありません。
4. 世界でラブドール違法の国
次は、世界でラブドール自体が違法な国をまとめていきます。これらの国ではラブドールの入国さえ禁止されており、買ってもあなたの家に届けません。
アフガニスタン
レバノン
サウジアラビア
アルジェリア
リビア
ソマリア
アゼルバイジャン
マレーシア
シリア
バーレーン
モルディブ
タジキスタン
バングラデシュ
イスラム信仰の特に強い国では、性に関する規制は非常に厳しくなっており、セックスドールも例外ではありません。そもそも結婚前に女性とセックスするのは禁止されていて、教えを破ると神に許しを請い、罪を償わなければいけません。
イスラムの国に風俗が一切ないわけではありません。実際には売春や、反イスラム教の人がセックスの相手との出会いを求めて集まる場所があるとも言われています。そのような国でラブドールを入手するのはやはり難しく、そもそもほとんど流通していないとも考えられるでしょう。
イスラム信仰の強い国では、今後もラブドールが合法になることはあまり考えられません。
5.今後のラブドールに関する法規制について
日本のラブドールに関する法規制についてですが、すぐに大きな変化がある可能性は低いと考えられます。日本では制服を着た10代のキャラクターの性的なシーンが描かれているコンテンツが比較的多く、女児型ラブドールを規制するとなると同時にそられも規制しなければならず、抗議運動が起こるためです。
実際に女児型のラブドールだけに規制をかけるのは難しいでしょう。何歳から何歳までを想定して作られたかどうかは、ラブドールの仕上がりだけでは判断できないためです。
児童型ラブドールは、小児性愛者の助けになるとも言われています。小児性愛者は先天的になるケースもあれば後天的になるケースもあります。理由の説明も付かないけど気づいたら10歳以下の女の子にしか興奮できない嗜好になってしまったというケースもあるわけです。
一般的には、児童型ラブドールは排除されるべきといった風潮が強く今後の展開が期待できるわけではありません。しかし、小児性愛者からすると治療や感情抑制に必須のパートナーとなっていることも考えると、一概に排除はできず、難しい問題も多いでしょう。
ただ、海外のように身長を基準として規制がかけられる可能性は充分あります。海外では身長140cm以下のラブドールを児童ポルノの対象として取り締まる事例があるので、身長が1つの基準として今後ラブドールが作られていくかもしれません。
6.どこで合法のラブドールが買える?
日本国内では主に、ネットショップでラブドールの購入が可能です。ただ、激安のラブドールを通販で購入すると、ネットに掲載されている写真とは全く別の物が届く可能性もありえます。
特に危険なのが、Amazonの無名メーカーの激安商品です。販売価格が1万円以下で、10~20万円で販売されているような高品質のラブドールが写真には写っていますが、実際には全くの実物が届きます。これを避けるにはAmazonの利用を避けること、そして格安商品には手を出さないことが重要です。
mailovedoll.jpでは、有名ブランドの高品質ラブドールを取り扱っています。工場直売店なので料金はお買い得です。スタイル、バストサイズなど細かい条件から好みのドールを探せます。お客様の好みに応じていろいろなカスタマイズが可能です。写真通りのリアルドールが届けられるのはもちろんのこと、高品質なシリコンやTPE素材を使ったリアルなラブドールが購入できます。
詳しい内容はラブドールをどこで買うのがいいの?各購入方法について解説まで、ご参考ください。
7.まとめ
今回は、ラブドールの合法性について日本と海外を比較しながら解説していきました。
海外は日本とは違って児童ポルノに関する規制が厳しく、女児を模して作られたセックスドールに対して強い規制がかかっています。もし所持していることがバレてしまうと、児童ポルノに反して逮捕されることも考えられます。
対して日本では、アニメや漫画の文化が盛んなこともあり、ラブドールの所持で児童ポルノ違反に当たるケースは今のところありません。
もし子どもの姿をしたラブドールが欲しい場合でも、安心して購入利用ができます。きちんとした正規店で自分好みのラブドールを購入しましょう。